こんにちは、カバです!
今日は放射線治療を受ける患者さんやご家族から、よく聞かれる素朴な疑問についてお話します。
💬「放射線って体の中に残るの?」「周りの人に影響しない?」
初めて治療を受ける方の中には、
「治療を受けたあと、自分の体から放射線が出てるのでは?」
「子どもや赤ちゃんに近づいても大丈夫?」
と、不安を感じる方も多いです。
でも、どうか安心してください!
一般的な、放射線治療では、体に放射線が“残る”ことはありません。
🔍なぜ?外部照射だから
今行われている多くの放射線治療は、「外部照射」といって、
機械から放射線を体の外から照射するタイプの治療です。
これは、ライトを当てるようなもので、
当たっている間だけ作用して、照射が終わればスイッチオフ!
その後、体から何かが出続けるようなことは一切ありません。

🕯️例えるなら「懐中電灯」
放射線治療は、懐中電灯を一時的に照らすようなものです。
部屋が暗いときに、一瞬懐中電灯を照らすと、その場所が明るくなりますが、
スイッチを切れば、光はそこで止まります。
照らされた場所があとから光を放つわけではないですよね。
放射線治療も同じで、
照射中だけしか作用せず、終わればそれで終了なんです。
👪家族にうつることも、もちろんありません!
「子どもを抱っこしても大丈夫ですか?」
「家に帰って普通に生活していいの?」
と心配される方も多いですが、
まったく問題ありません!
ご家族に放射線が「うつる」ことはありませんので、
普段通りの生活を送ってくださいね。
ただし、一部の例外で体の中に放射線が残る治療法もあるので、心配な場合はスタッフに確認してみてくださいね。(例:永久刺入、内用療法など)
📌まとめ
- 放射線治療は、体に“残る”ことはありません
- 外部照射は「当てて終わり」、体から出続けることもなし!
- ご家族への影響もゼロ。接触や同居も問題なし!
「安心して、普段通りに過ごしていいんだ」と思っていただけたら嬉しいです😊
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